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# 斜に構える・構えないを切り替えるロールプレイングふりかえり
URL: https://agile-monster.com/blog/role-playing-retrospective/
Published: 2019-03-29
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この記事を見てすごくおもしろいなーと思ったので、さっそく試してみました。

https://dailyportalz.jp/kiji/sya_ni_kamaeru-kamaenai

## FYI : 所謂「斜に構える」は誤用

この記事をきっかけに「斜に構える」の語源について調べてみました。

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> １. 剣道で、刀を斜めに構える。
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> ２. 身構える。改まった態度をする。
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> ３. 物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む。
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> [斜に構える - コトバンク](https://kotobank.jp/word/%E6%96%9C%E3%81%AB%E6%A7%8B%E3%81%88%E3%82%8B-524336)
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普段使っている「斜に構える」は 3 のイメージが強いが、実はこれは誤用が定着してしまったもので、本来は 2 の意味らしいです。

※参考記事は現在アクセスできなくなっています（[アーカイブ](https://web.archive.org/web/20190131155842/https://usable-idioms.com/1542)）。

まあでも誤用の方が一般的なので、エイリアスはそのままにしておきます。

## ロールプレイングふりかえり

![ロールプレイングふりかえりの表紙スライド。悪魔と天使のイラスト](./medibamob.001-1024x576.jpeg)

今回はモブプログラミングのワークショップの後に、その日の学びをふりかえる場で行いました（画像はその時の資料）。

やることはシンプルで、ヒール（斜に構える）とベビーフェイス（斜に構えない）になりきって話し合いをしてもらうだけです。

### 1.斜にかまえて話し合う（5分）

![ワーク1「斜にかまえて話し合う（5分）」の説明スライド](./medibamob.002-1024x576.jpeg)

まずは敢えて**斜に構えて**話し合いをします。大事なことは振り切ることです。ロールプレイなので、ヒールになったつもりで最大限にひねくれてみましょう。

話し合った内容のポイントは付箋やホワイトボードに残してもらうと、後で思い出せるのでよいです。

### 2.斜にかまえずに話し合う（5分）

![ワーク2「斜にかまえずに話し合う（5分）」の説明スライド](./medibamob.003-1024x576.jpeg)

次に今度は敢えて**斜に構えずに**話し合います。先程と真逆で、ベビーフェイスになったつもりで最大限にポジティブになりましょう。

### 3.現場に持ち帰るもの3つ選ぶ（5分）

![ワーク3「現場に持ち帰るもの3つ選ぶ（5分）」の説明スライド](./medibamob.004-1024x576.jpeg)

最後はどんなやり方でもいいですが、ロールプレイをやめてフラットな気持ちで話し合ってもらいます。

## ロールプレイングふりかえりのよいところ

人によって無意識のうちに、

- どちらかというと斜に構えて考えがち
- どちらかというと斜に構えずに考えがち-

という傾向があると思います。どちらがいい・悪いではなく、それぞれよいところ・いまいちなところがあります。

よいところいまいちなところ斜に構える・冷静に判断できる
・現実的に考えられる・排他的／否定的
・行動につながりにくい
・雰囲気が悪くなりやすい
斜に構えない・話が盛り上がる
・前向きな想像ができる
・雰囲気が明るくなる
・軽率な判断をしがち
・悪ノリしやすい
・逆にいらっとされることも

ロールプレイングをふりかえりに取り込むことで、本人の傾向に関係なく多角的な視点でものごとをとらえることができるのが素晴らしいと感じました。個人やチームのバイアスに依存することなく、効果的なふりかえりをしたい時によいプラクティスかもしれません。

実際に「モブプログラミング」を題材にしたときには、

- ヒール（斜に構える）
ケンカになりそう- 効率が悪くてイライラすることがありそう- 自分でやりたくなってしまう

- ベビーフェイス（斜に構えない）
チームの状態が見えることがよい- チームで仕事をする喜びを感じられる- ハマったりうまくいかない時間すら楽しい

というような話し合いが起こり、その後の時間では、

- 人によって感じ方は違いそうだから配慮が必要
- 普段イライラしないのはその問題を見ないようにしてるだけかも
- 効率が悪いって感じるのは思い込みだからまずは現場でやってみたい
- 「自分がやった方が早い」は危険な兆候なのでむしろモブプロで解消していきたい

というどちらの結果からもインスピレーションを受けたような話し合いが起きていました。素晴らしい！！

## Thinking Hats Retrospective

似たようなロールプレイングふりかえりとして、Thinking Hats Retrospectiveというプラクティスがあります。

やることはあまり変わりません。例えば10分ずつなど時間を区切って、それぞれの時間では決まった色の帽子をかぶります（実際にかぶるかどうかは別）。その時間にかぶっている帽子に関する話し合いに集中します。違う帽子をかぶっている人がいたときはファシリテーターが止めます。

- 白…事実と数字
- 黄色…肯定的思想
- 黒…批判的思想
- 緑…問題解決

このプラクティスは「モブプログラミング・ベストプラクティス」でも紹介されています。

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こちらも英語だけどご参考までに。

http://retrospectivewiki.org/index.php?title=6_Thinking_Hats_Retrospective

## ふりかえりは自由だ

いかなる状況でもこの方法がベストだというふりかえりは存在しません。参加者・対象・タイミング・環境など、いろんな要因でベターなやり方は変わります。同じ方法をとっても、うまくいくときもあればうまくいかないときもあります。

「同じ方法を極めるのがよい」
「状況に応じていろんな方法を使える方がよい」

別にどっちでもいいのでうまくいくならなんでもいいんじゃないでしょうか。
ふりかえりは自由だ！

https://agile-monster.com/blog/fun-done-learn-report/

https://hurikaeri.booth.pm/items/1076615

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