アジャイルコーチの道具箱 – 見える化実例集」を読んでみました。 leanpub.com この本はタスクボードを中心とした見える化のTipsがひたすら紹介されている本です。 Tips集なので前から読んでいく必要もなく、気になったTipsを辞書感覚で見たり、気軽にパラパラめくって読むことができました。 読みながらツイートしていたので、臨場感あふれる感想を貼っておきます。
ボードのリファクタリングってけっこう重要。ずっと同じだと飽きちゃうし、情報量多いと見ないし。ホワイトボード使うと面積という制限があるからいいよね。 "情報がどんどん追加されて、どんどん複雑になっていってしまう" #見える化実例集 #アジャイルコーチの道具箱 — OYB48 (@TAKAKING22) 2016年4月16日
カンバンにないタスクが増えるときはすぐに全員で足すかどうかを決めて、足すときは違う色の付箋orシンボルつけてたなー。計測しておくと振り返りに使える。 #見える化実例集 #アジャイルコーチの道具箱 — OYB48 (@TAKAKING22) 2016年4月16日
これいいね!チームでSprint毎に完了させていく意識につながりそう。モチベーションは計画しちゃダメだけど、バカにしちゃいけないと思うw "デモまで何日は、次のデモの日までのカウントダウンだ。" #見える化実例集 #アジャイルコーチの道具箱 — OYB48 (@TAKAKING22) 2016年4月16日
カイゼンボードいいね!ふりかえりで出たTryをカンバンに張り出してるけど、改善活動もステータスを見える化しちゃえばいいよね。 #見える化実例集 #アジャイルコーチの道具箱 — OYB48 (@TAKAKING22) 2016年4月16日
カンバンやタスクボードを使っているチームは、自分の現場でまわりを見渡してもかなり増えてきた印象があります。 僕はデジタルなツールよりもアナログなカンバンが大好きなので、チームのみんなにもチームで使うカンバンを好きになってもらいたくていろんな改造をしてきました。だから、読んでいて「これやってるよ!」というTipsも「これやってみよ!」っていうTipsもたくさんあって楽しく読むことができました。
ほんとこれ。やっててもやってなくても変わらないならやらない方がいい。 "見える化ボードは生き物だ。それぞれの要素とデザインの価値を定期的に評価して、改善、調整しよう。必要ないなら使うのをやめよう。" #見える化実例集 #アジャイルコーチの道具箱 — OYB48 (@TAKAKING22) 2016年4月16日
とりあえずタスクボードを導入してみるだけでもいいと思いますが、チームの状況や抱えている問題に合わせてちょっとした工夫をするだけでよりチームにとって効果的な見える化ができます。 カンバンは本当に生き物でありナマモノで、正解はないし、銀の弾丸もないので、チームの数だけカンバンがあっていいと思います。最初からあれこれなんでも導入すると失敗するので、シンプルにはじめてチームの成長にあわせてカンバンを育てていくような意識だといいのかなと思ってます。 この本にはカンバンの育て方のヒントがたくさんつまっているので、自分のチームの課題にあったTipsがきっと見つかると思います。 ※かつてこんな発表をしたこともありました。
電子書籍のみですが、お手軽な値段で手に入るので、暇つぶし感覚で読んでみるといいと思います。 leanpub.com 本の最後に自分の例を書くスペースがあるんだけど、この本を読んだ人が自分達のオリジナルTipsを共有する勉強会とかあったら面白そうだねー!!