チーム 読んでみた

モブプログラミングの必読本「モブプログラミング・ベストプラクティス ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める」

2/23(土)に「モブプログラミング・ベストプラクティス ソフトウェアの品質と生産性をチームで高める」が発売します。すごく良い本なので良かったらお買い求め下さい。既に予約開始しているようなのでぜひご予約下さい。

解説しました

なんとありがたいことに、この本の解説文を書かせていただきました。

お話をいただいた時、正直なところ、
「原著者の方の名前は聞いたことないし本当に面白いのかなー」
「心の底からおすすめしたい本じゃないと解説は書けなそうだ」
などと思い、出版社の担当者の方にもその旨を伝えていました。

ところが読んでみて本当に面白かったので、心置きなく解説させていただきました。

今でもモブプログラミングをずっと現場でやっていて、いろんな場所で講演・研修・ワークショップをやってきて、「この本はモブプログラミングの必読本だ」と自信を持っておすすめできます。

内容について

章立ては以下です。

  • 第1章 なぜモブプログラミングなのか
  • 第2章 モビングの始め方
  • 第3章 モビングと人
  • 第4章 モビングの軌道修正
  • 第5章 定期的なモビングのための仕事場の改造
  • 第6章 モビングを定着させるためのチームへの働きかけ
  • 第7章 フロー重視の考え方
  • 第8章 モビング定着後の長期的な展望

本書は翻訳本ですが、現場への適応のさせ方を大事に書かれているので、あまり翻訳本であることを気にせずに読むことができると思います。

モブプログラミングのHow Toはもちろん、始めた後、始めてしばらく経った後、始めてしばらく経ってやらなくなってしまった時など、 様々なコンテキストでチームやその周囲で起こるであろうこととその時の対応について丁寧に書かれています。

自分もいつかモブプログラミングについての本を書いてみたい、と思っていましたが、「本を書くとしたら」を考えた時のほとんどがこの本で触れられていました。

どんな方におすすめか

はじめての方、興味がある方にはもちろんおすすめです。

やったことのある方や今もやっている方も、「そうだよね」と読み進められるところと「なるほど」と新たな気づきを得られるところが両方共あるのでおすすめです。自分自身も読んでいて実際にパクったプラクティスやノウハウもありました。

一度やったけどやめてしまった・あきらめた方も、改めて読んでみると良いです。この本のステキポイントは、やめてしまった・ダレてしまったケースにも触れられていることです。いろんなところで同様の話を相談されたりするので、現場感がある人が書いてるんだな、と思いました。

そもそもあまりペアプロやモブプロのようなものが好きでない方にもおすすめします。「ペアプロやモブプロこそが正義だ」などと微塵も思っていませんが、やってみたり、本を読んで知ってみてからの皆さんのご意見をぜひお聞きしたいです。

よいモビングを!
(もっとはやく本を書けばよかった)

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TAKAKING22

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